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「 ティラノ 」
お久しぶりです、弟のティラノです★
いつも姉がお世話になっております。
僕も、小説書きたいので、書きます!
「 わるゆる 」
うん、姉のわるゆるだよ☆
なんかティラノが恋愛小説書きたいらしいww
わるゆるは、弟の小説の編集係みたいなもんです←
※後で、感想スレ別スレで作るから~(●´ω`●)
「 「 よろしくお願いしまーす!!! 」 」
4
★ティラノ&わるゆる☆*
「 ただいまー 」
返事がない。
・・・6:30。いつも通りだ。
お母さん、仕事から帰ってきてるはずなのに。
まあ、お父さんが帰宅するのは、日付が変わる頃なんだけど。
「 ただいまっ 」
ダメ押しで、もう一度言う。
それでも、やっぱり返事はなかった。
靴を脱ぎ、きちんと揃えて置く。
廊下を小走りで通り、リビングへ向かう。
・・・置き手紙はなし。
次は、キッチン。
冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードに・・・あった。
何か、伝言が書いてある。
『 都空へ
豚ひき肉、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、カレールー
(一番安いものを買うこと)
母より 』
これは・・・おつかいを頼まれた、ってこと?
一言、「 お願いね 」とか「 ごめんね 」とか書いてくれればいいのにさ。
私はさっき脱いだ靴をもう一度履くと、今度は
「 いってきます 」
と言って、家を出た。
5
★ティラノ&わるゆる☆*
ちなみに、私の家は一軒家。東京にしては、珍しいほうじゃないかな?
といっても、別にお金持ちなわけじゃない。
なぜうちが一軒家なのか、一度お父さんに聞いたことがある。
「 それはな、うちは土地を持っ・・・
うん、大人の事情だ 」
返事は、こんな感じ。そのときは、 『 大人の事情 』 でまとめられた。
まあ、そのときはお父さん、仕事帰りで疲れてたみたいだし。
・・・今聞いたら、ちゃんと説明してくれるかな。私はもう、あのときみたいに子どもじゃないもんね。
私が今向かっているのは、古い昔ながらの商店街。
その商店街は、 『 さくら商店街 』 と言う。
なぜ『 さくら 』なのかというと、その商店街の数m前は、桜の並木道だからだ・・・と思う。
もう少し先に歩くと、桜並木があるはずだ。
やはり、何度見ても桜は綺麗。
私の春の楽しみのひとつが、桜の開花である。
日本に生まれた良かった、と感じる時もあるくらい。全然大げさな表現ではない。
桜の並木道へ着いた。
ただ、桜は咲いていない。桜の花は、完全に散っている。
それはそうだ。もう、夏が始まろうとしているのだから。
桜の花びらは、地面に広がっている。まるで、桜色の絨毯だ。
だから、桜は綺麗なんだ。
散っても、まだその美しさを保っているのだから。
ああ・・・葉桜も楽しみだな。雪が桜の枝に積もるのも幻想的で素敵だよなー。
新たなわくわく感が、私の胸に湧き出てきた。
6
★ティラノ&わるゆる☆*
「ふぅ・・・」
足が痛む。
少し歩くだけで、すごく疲れた。たくさんの道のりを歩いてきたように思える。
やっぱ、わたし運動不足だな。
中学1年生。
私は、生け花部に入部した。
入学前から、生け花部に入ることは決めていた。私は、とにかく花が大好きだから。私は、花なら愛することができるから・・・。花はすべて綺麗だし、それぞれの個性を持っている。花は絶対信用できる。
でも、一年経った今さら、転部も考えている。私は、かなりの運動不足だからだ。
運動部にでも入って、その運動不足を解消したい。とも思っているのだ。
だが、生け花部はすごく気に入っている。だから、転部はしたくない。
そのふたつの思いが交差して・・・。
今はまだ、何も行動に出ていないというわけである。
到着した。
桜並木のゴールに、さくら商店街があった。
さくら商店街は、一目見るとすぐに、古いということが分かってしまう。それは、描写で表せないほど細かな部分が重なって、古く見えるからだ。
しかし、古くても品物自体はとても良い。品物はすべて衛生管理がちゃんとしてあり、安全・安心であることはもちろん、どういう仕組みか、かなり安い値段で買える。また、商店街で店を営むおじちゃんおばちゃんは、優しく親切な人ばかりだ。
そんなこんなあって、地元の人はよくここに来る。
といっても、若い人はあまり来ないが。私のような子どもがおつかいやお小遣いでお菓子などを買いに来るか、車の運転ができないおじいちゃんおばあちゃんたちが来るか、とう感じだ。
そんな商店街の入り口、植物でできた 『 さくら商店街 』 と書いてある大きなアーチをくぐり抜け、商店街に足を踏み入れた。
7
★ティラノ&わるゆる☆*
「 らっしゃい、らっしゃい!
今日は、サンマが安いよぉ! 」
なんていう声は、到底聞こえない。
『 さくら商店街 』 は、威勢がよく、活気ある商店街とはかけ離れているのだ。
♪ ルルルルルルルルー ルルールールール
最近流行っている、月9恋愛ドラマ 『 恋仲 』 の主題歌が、流れている。
家入レオの、 『 君がくれた夏 』 だ。
オルゴール風に奏でられたその曲に合わせ、鼻歌を歌いだす。
重く感じられた足は、いつの間にか軽くなっていた。
じゃあ・・・まずは、八百屋に行こう、っと。
八百屋の 『 佐々木屋 』 に向かう。
「 佐々木おばあちゃ~ん! 」
大きな声で、この店の店主のおばあちゃんを呼ぶ。
すると、奥の方から佐々木おばあちゃんが出てきた。
「 あぁ、あぁ、ドアちゃんかい 」
佐々木のおばあちゃんは、私のことを 『 ドアちゃん 』 と呼んでいる。ずうっと前からだ。
一度だけ、その呼び方を否定したことがある。でも、相変わらず 『 ドアちゃん 』 のままだ。
最近はもう、 『 ドアちゃん 』 でも、 『 都空ちゃん 』 でも、どっちでもよくなってきたのが事実である。
「 これ、買います 」
私は手っ取り早く、並べてある野菜を手に取る。
あ、ちゃんと、一番安いのを選んでるから。
「 毎度ありがとねぇ 」
「 いえいえ、こちらこそ 」
お互い、にっこり笑い合いながら、言葉を交わす。
こんなやり取り、私は嫌いじゃない。
「 また来てよぅ 」
私が歩きだしてすぐ、おばあちゃんは言った。
一度止まって、佐々木屋を振り返る。私は、買い物袋を左手に下げ、右手で佐々木おばあちゃんに手を振った。
「 もちろんでーす 」
やっぱり、この商店街は好きだ。
8
★ティラノ&わるゆる☆*
「 ただいまー 」
今日、二度目の 「 ただいま 」 。
1度目の 「 ただいま 」 は、小1時間ほど前のことだっただろう。
「 ・・・お母さぁーん? 」
お母さんは、さすがにもう家にいるはず。
でも、返事は帰ってこない。
「 誰もいないの? 」
鍵は、開いていた。
さくら商店街に行く前に、私が鍵を閉めたのに。
ということは、誰かこの家に入ってきているのだ。
不安になって、リビングを覗く。・・・いない。
じゃあ、キッチン。・・・いない。
階段をどたばた、と駆け上がったとき。
「 ・・・・・・うん。・・・うん、じゃあね。また今度 」
私の隣の部屋・・・お母さんの部屋から、声が聞こえてきた。
お母さん・・・誰かと電話してる?
すると、お母さんは部屋から出ていた。
「 都空? おかえりー 」
「 お母さん・・・っ 」
お母さんは笑顔で、
「 おつかいありがと 」
と私に言う。
「 どうして家に帰るのが遅くなったの? 」 「 誰と電話してたの? 」 など、聞きたいことはあったのだが、お母さんがそれについて触れなかったので、私も聞かないことにした。
どうせ、深い理由はないだろうし。
「 よしっ、今日はカレーライスよお! 」
「 ぇ、あ、うん 」
お母さんのテンションの高さに、私は戸惑ったが・・・。
機嫌がいいことは、悪いことではない。
私の脳内はすぐに、カレーライスのことでいっぱいになってしまった。
9
★ティラノ&わるゆる☆*
カレーライスをお腹いっぱい食べたら、お風呂に入る。
特に考え事もせず、ぼーっと湯船に浸かった。私は、長風呂が嫌いではない。
数十分後にお風呂からあがり、パジャマに着替える。実はこのパジャマ・・・男の子用のものだ。でも、シンプルなデザインが気に入っている。
冷凍庫から無造作にアイスを取り出す。・・・よっしゃ、パピコ!
リビングのカーペットの上に寝転がり、ずいぶん前からつけっぱなしのテレビを見る。ちょっとつまらないバラエティ番組だったが、おいしいアイスを食べられるだけで、今の私には満足だった。
「 都空! 」
まったりしていると、突然お母さんの怒鳴り声が耳に響いてきた。
「 テレビばっかり見てないで、髪乾かしなさい!
夜更かしはダメよ!
はやく寝なさいってば! 」
きーきー声に嫌気が差しつつも、仕方なく従う。
ぱぱっ、と髪を乾かし、歯を磨く。
そうして寝る準備が終わると、私は階段を駆け上がった。
「 おやすみっ 」
少しむすっ、としてしまったかもしれない。
でも、お母さんは階段の下から優しく微笑んでくれた。
「 都空、おやすみなさい 」
お母さんは、私の自慢のお母さんだ。
結構美人だし、賢いし、信頼されてるし・・・。何より、優しいお母さんなのだ。
お母さんは、絶対私のことが大好きだ。愛情を注いでくれているのが分かる。
だから、お母さんはきっと、私のために怒っていてくれるんだろう。
私はそう思っているから、今までお母さんと喧嘩したことはない。
10:00。
私は、ベッドに入った。
10
★ティラノ&わるゆる☆*
最近、どうも寝つきが悪い。
毎日眠くてしょうがないのだ。
でも、私の睡眠時間は、中1にしてははやい方だと思う。だいたい、10時に寝るようにしているから。
私の友達の鈴乃は、スマホでLINEなどを毎日しているから、12時就寝が当たり前らしい。
まあ、私はスマホを持たされてないから、こんなにはやく寝られるんだろう。
・・・じゃあ、どうして睡眠不足と感じるんだ?
「 ょってば! おーいっ、おはようぅぅ! 」
はっ、と我に返る。
「 だいじょぶ? 都空? 」
「 ぁっ、ごめん 」
鈴乃が、私の顔を覗き込む。その表情は、心配そうだ。
ああ・・・私、どのくらいぼーっ、としてたんだろう・・・。
「 たそがれてんじゃないわよ~、おいおい青春満喫中かよ~ 」
鈴乃はにやにやと笑い、肘で小突いてくる。
「 たそがれてないし。てか、青春中なのはお互いさまでしょ。満喫はしてないけど 」 と笑って答えると、鈴乃は 「 そうねえ 」 とおばあちゃんっぽく言った。
「 ・・・青春、満喫できてないなー、あたし 」
そうだ。
私もだ。
今、中1という青春を駆け抜けているというのに、何なんだ!
恋バナの一つや二つ、したいのに!
好きな人をつくるって、結構難しい。
「 ま、都空も非リアか。お互いリア充目指して頑張ろねっ 」
と、鈴乃が言う。
・・・さらっ、とひどいこと言われたような。
「 非リアに非リアって言われたくない 」
ぶすっ、とした顔で私が言うと、鈴乃が安心するように微笑んだ。
「 なんだ、都空、悩みがあるわけじゃないんだ 」
一瞬何を言っているのか分からなかったが、ちょっとしてから意味が分かった。
さっき、ぼーっ、としてたからだ。
まあ、悩みはあるっちゃあるんだけどね・・・。
「 睡眠不足 」 の悩みは、鈴乃が考えてる 「 悩み 」 より、ちっぽけすぎるだろう。
私は、
「 悩んでないよ。悩んでたら鈴乃に一番に相談してるよ 」
と言っておく。
すると、鈴乃は舞い上がったように喜んだ。
「 大好き都空! 」
鈴乃は、単純だ。
でも、さっき鈴乃に言った言葉は、嘘じゃない。
私は、とっても鈴乃を頼りにして、そして信じてる。
・・・鈴乃は、自慢の友であり、大切な友である。
11
★ティラノ&わるゆる☆*
「 おやすみー 」
「 おやすみなさい 」
9:45。
中1にしては、早い就寝時間だろう。
よし、これで睡眠不足にはならないはずだ。
私は安心して、抱き枕に抱き付く。
抱き枕に頬をすりすりしているうちに、深い眠りについていた。
*☆*☆
[ 都空 ]
聞き覚えのある、温もりのこもった声。
「 お母さん・・・? 」
私は、見覚えのない野原の真ん中に、ぽつんと立っていた。
爽やかな風が、私の髪を舞わせる。
[ ごめんね ]
お母さんは、私から少し離れた場所に、立っている。
なぜか、お母さんはいつもお団子ヘアなのに、その髪はほどかれている。
お母さんの長い髪もまた、私のように風で膨らんでいた。
[ ごめんなさい、本当にごめんなさい・・・! ]
お母さんの頬に、一筋の涙がつたう。
ただ事ではなさそうだ。
「 お母さん? 」
私は、一歩お母さんのもとへ足を踏み出す。
さわっ、と草を踏む音がした。
すると、それと同時に、お母さんは一歩後ずさった。
「 え・・・ 」
やがて、お母さんはわっ、と一気に泣き出した。
大粒の涙が、お母さんを濡らす。
[ 都空・・・許してね、許してねえっ・・・! ]
お母さんはそう私に言ったあと、くるりと私に背を向けた。
そして、小走りで私のいない方へ行ってしまう。
「 お母さん!? 」
私は、走りだす。
お母さんが、遠くへ行ってしまうような気がして。
お母さんが、手の届かないところに行くような気がして。
「 待ってよ、おかぁ・・・ 」
私は、途中で言葉を飲み込んだ。
お母さんの向かう場所に、人影が見えたからだ。
身長の高い、すらっとした男の人だ。・・・お父さんじゃない。
あれは、誰?
「 ・・・っ 」
金縛りにあったように、突然体が動かなくなり、声が出なくなる。
私は必死に口を動かしたが、言葉が言えない。
お母さんは、謎の男の人に、抱き付いた。
そして、ふたりはゆっくりと私から離れていく。
でも、私は追いかけることも、引き留めることもできなかった。
私は、糸の切れた操り人形のように、野原にしゃがみこんだ。
*☆*☆
12
★ティラノ&わるゆる☆*
「 どうしてっ!? 」
いつもは重いまぶたなのだが、今日は違った。
「 ・・・あ、れ? 」
お母さんはいない。謎の男もいない。
というか、ここはあの野原でもない。
やっと、金縛りが解けて、声が出せたと思ったのに。
「 夢・・・・・・か 」
・・・ここは、私の部屋。私は、ベッドに寝転がっている。
この部屋にいるのは、もちろん私だけだった。
「 ふぁ~あ 」
あくびが出る。
そう、あの出来事は、夢だったのだ。
・・・マジか。
AM5:50。
まだ起きるにしては早い時刻だ。
でも、二度寝する気にはなれないので、起きることにする。
・・・あ、だけど、お母さんまだ寝てるかも。まあ、いいや。まず、自分だけでできることから朝の支度を始めよう。
眠たい目をこすり、制服に着替える。
寝ぼけたときに着る制服は、いつもよりどっしりと重く感じられた。
「 ・・・・・・ 」
あの夢が、もしも正夢だったら。
あの夢が、もしも予知夢だったら。
あの夢のようなことが、現実で起きてしまったら・・・・・・。
・・・まあ、ただの夢。ドラマじゃあるまいし、そんな非現実的なことは起こらないよね。
夢は夢。現実は現実。
もしあの怖い夢が、正夢で予知夢だったら、すっごく驚いちゃうよ。私に、こんな才能があったのか、ってね。
「 あ 」
いつのまにか、もう6:00。
さすがに、お母さんも起きたころだろう。
通学カバンを担ぎ、パジャマを持って、階段を駆け下りた。
13
★ティラノ&わるゆる☆*
「 陸翔くんっ、今日一緒に帰ろう! 」
「 え、でも、俺と家の方向同じ? 」
「 いいんですよぉ、そんなこと気にしなくても! 」
まだ朝だというのに・・・。もう、帰りの約束?
はあ、と小さくため息をつく。
「 田中先輩っ! 」
「 どうしたの? 」
「 わたし、花沢 夢実 っていいます! 以後、よろしくお願いしますっ 」
「 よ、よろしく、花沢さん 」
「 やだもうっ、『 夢実 』 でいいですよお! 」
「 いや、それはちょっと・・・」
明らかに色気たっぷりの声で、陸翔くんを困らせる後輩女子。
陸翔くんに迷惑かけてんの、分かってないのかな・・・。
「 おっは! 」
不意に、肩を叩かれる。
振り向くと、鈴乃が笑顔で立っていた。
「 おはよー 」
鈴乃は、さっきまで私が見ていた廊下の方を、ちらりと見る。
そして、つい先ほどの私のように、ため息を漏らした。
「 陸翔も、大変だねえ 」
陸翔くんは、まるでマンガの世界から飛び出してきたかのような、高身長イケメン。
しかも、運動神経抜群、成績はいつもトップ争いをしてて、性格も優しいんだあ。
まさに、” 王子様 ” なんだよね~。
そんな王子様を、みんなが見逃すわけない。
陸翔くんは、もちろんモテモテで、周りにはいつも女子だらけ。
だから、陸翔くんはあんまり、男子の友達がいないんだ・・・。
あの纏わりついてる女どものせいだよ! こんにゃろーっ。
「 まあ、陸翔の苦労なんて、分かってあげるつもりないけど。
あたしは、海翔のほうが、タイプだからさぁ・・・❤ 」
鈴乃の言う 『 海翔 』 とは、陸翔くんの弟だ。
海翔くんも、兄に負けて劣らずの美男である。
でも、陸翔くんのように、きゃあきゃあと女子に騒がれないのは、ちょっと暴力的で、意地悪な俺様男子だからかな。
ま、鈴乃みたいに、そういう海翔くんの方が好き、っていう女子も、少なくはない。
「 ね、都空。都空はさ、陸翔派? 海翔派? 」
どうよ? と、鈴乃が顔を近づけて詰め寄ってくる。
「 ・・・どっちでもないよ 」
あはは、と乾いた笑いで返す。
鈴乃は、つまらなさそうに、口を尖らせた。
でも、本当はね。
私は・・・・・・陸翔くん派だよ。
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