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えー、更新は亀さんです。←
どうぞよろしく。
2015/08/30(日) 15:43 No.10 編集 削除
 その昔、巨大な彗星が大気圏とぶつかり、くだけた。
 そして、砕けた彗星のかけらが現在世界中に拡がっている。
 それを探すのが、彗星荒らし――カケラハンター。彼らはきれいなかけらを求めて、日々世界中を奔走する。
 
 彗星のかけらは希少価値が高い。そのためいわゆる富豪と呼ばれる方々に人気があるのだ。方々はカケラハンターを大金で雇い、我先にとばかりにかけらを奪い合っていた。
2015/09/01(火) 11:34 No.5 編集 削除
 彗星のかけらは宝石のように加工され、方々のアクセサリーとなった。
 方々はかけらを手に入れるたび、それを加工し自慢する。

 「実はね、最近こんなものをゲットしたのよ。世界に一つだけのアクセサリー!」
 「すごいじゃなーい。ね、ね、いくらしたのよう?」
 
と、いうような感じにである。

 しかし、彗星のかけらには限界がある。大気圏に近づいた彗星の数など、たかが知れている。そしてそれでは方々のことだ、奪い合いが争いに発展しかねない。
2015/09/01(火) 11:56 No.6 編集 削除
 
 ある時。

 星空に登場したのは、とある彗星。
 世間では暗に「彗星不足」が叫ばれていた頃だった。
 その彗星はかわいそうに、運が悪いというしかない。大金を持つある富豪............





......ミサイルで彗星を標的を設定。軽い気持ちでスイッチを押した。







 彗星は大気圏外を廻る。しかし科学も発達していた。


 標的に接触、ミサイルは爆発した――。
2015/09/01(火) 12:03 No.7 編集 削除
 彗星は砕けた。
 破片は星へと落ちていく。
 落ちた破片は衝撃波で地中に埋まる。

 ミサイルを宇宙に放った彼は、彗星がどうなったか知らず。
 また持て余す金で過ごしていくのだろう。
 


 ......そして、何年か過ぎ、



 とあるカケラハンターがカケラを見つけるところから、また物語は始まる。[fin.]
2015/09/04(金) 07:32 No.8 編集 削除
「『彗星広場』のどこかには、告白が成功する場所があるんだって____」

僕の通う学校で流れた噂は、誰もが知るほど有名になった。
そして「告白ブーム」が起きたのも、あの頃だった。......懐かしい思い出。



今はあれから5年後。僕は高校生である。
2015/10/31(土) 15:43 No.9 編集 削除
今日はN中学校2年C組の同窓会。集まる場所は彗星広場。
懐かしい思い出がよみがえったのは、きっとそのせい。
絶対誰も憶えてないだろうけど。





っていう考えはかなり浅はかだったみたいで。


皆が集まって、今日の司会担当の友人が、
「ここっていつかの『ヒカルスポット』のところですよねぇ」
とか言い出しやがった。そうしたら周りが口々にそのことを話し始める。なんだ皆記憶力いいじゃん。


ついには、_____ヒカルスポットを探そうという企画が出てきた。
まじかよ、嫌だわ......。





そして、また僕の思い出。
2015/10/31(土) 15:51 No.10 編集 削除

無題

@チコ*
*****


「アイツ、告白成功したってよ」
途端、ため息に似た声があちこちから漏れた。僕もその一人。


『ヒカルスポット』で告白した奴らの成功談を聞いてると、自分だってイケる! という気がするのは僕だけじゃないはず。



「_____________やろっかな、告白」
当時僕には好きな人がいた。
2015/12/12(土) 15:15 No.11 編集 削除
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